個人事業主に戻る大きなメリットとは?

法人成りして会社を作ったのににもかかわらず、個人成りによって個人事業主に戻ると聞けば、ネガティブなイメージを抱かれやすいのではないでしょうか。ところが、実際は個人成りをすることでさまざまなメリットがあります。

まず、毎期の決算や税金の申告の手間が、法人と比べて個人事業主は圧倒的に少ないことです。もちろん税理士に依頼することでこれらの手間は軽減できますが、もし税理士報酬が負担に感じられるのであれば、個人成りして自分で申告手続きをした方がきっとメリットに感じられるでしょう。たとえ税理士に依頼するとしても、法人で依頼する場合より報酬は安くなるはずです。

社会保険の保険料の負担がなくなるのも、法人から個人成りする大きなメリットです。実は、社会保険料の負担は会社経営において大きなマイナス要因であると指摘されています。しかし、法人として従業員に役員報酬や給与を支払っている以上、社会保険に加入するのは法律で定められた義務です。それを逃れるには、従業員数4人以下の個人事業主になるしかないでしょう。少なくとも現在、社会保険料が負担に感じられるなら、個人成りによるメリットは大きく感じられるはずです。

法人住民税の均等割がかからないのも、個人成りの大きなメリットではないでしょうか。この税金はたとえ赤字でも7万円程度毎年かかってきます。個人成りすれば赤字の時に税金は発生しないため、毎年7万円節約するのと同じ効果が得られます。この金額が負担ならば、いつまでも法人を続ける理由はないでしょう。